あなたのファン活どこから

 昨夜、何を思ったか、久しぶりに「神様のいたずら」のDVDを引っ張り出し、後半(7話~最終回)まで観てたのだけど…そうだ、今日って、放送開始日から丁度20年じゃん!超偶然!

というわけで、今日は当時の自分語りなど。 

 

 私が財前さんのファンになったきっかけは、'97年のドラマ「ボディーガード」からなので、2000年はファン歴3年目、ということになる。ただ、当時は未だ「ファン」という概念や、「好きになって何年目」ということにそこまで意識はしていなく、ただただ「大好きな財前さんの新ドラマだー!わーい!」と、純粋に喜びに舞っていた。

 しかし、この年以降、私の中でじわじわと芽生えはじめた感情というか、起こりはじめた事象というか、わかり始めたMy Revolu… があって。

それが、いわゆる「ファン活」である。

 

 ―そもそも「ファン」ってなんなんだろう。

 ただ好きなだけなのと、一体何が違うの?と聞かれたら、私は「作品の中だけではない、その"中の人"のことが好きになったら、ファン。」って答えると思う。

 役者さんでも、音楽家でも、作家さんでも、特定の作品やジャンルに拘らず、その人が 生み出す(演じる/奏でる/描く)もの。つまり、その人の「私はこう見せたい」というアプローチ自体に好意を持ったら、みたいな。

 財前さんは、生まれてから一番最初に好きになった女優さんであり、一番最初に「ファン」になったひと、そして、「はじめてのファン活」を体験した「推し」です。 

 

 2000年というと、このドラマの前、4月期にはTBS系列の金曜ドラマ「QUIZ」が放送されていて、私はそのときはじめてこの女優さんが財前直見さんというお名前なのだということを知り、(ファンになって3年経つのに!?という話はいずれ機会があれば…)、そしてこの「神様の―」の放送時に、はじめて「番宣」というものがあることや、「制作発表」があること、そしてはじめて財前さんの年齢(当時34歳)を知った…という、はじめてづくしの年だった。

 なんじゃその話は…と思われるかもしれないけれど、ネットなどもなく、今よりもずっと情報を得るツールを手にしていなかった頃、私にとって、それはとても「重大な情報」だった。

 「番宣」という存在を知ったお陰で、女優さんでもドラマ以外の番組に出られること、しかもそれが、どのタイミングでどんな番組に出られるか、ある程度目星がつくことができたし(それまでは毎朝、新聞のテレビ欄を隅々まで目を凝らしておねーさんのお名前を探していたので…きわめて非効率的笑)、「制作発表」では、今回の作品に対して出演者の皆さんがどんな思いで役柄に臨まれるかが伺えること。

 そして、大好きな人の「年齢」を知るという、ちょっと "パーソナルな情報を習得しちゃった" という嬉しさ(笑)。(雑誌のインタビューとかを知るのはもう少し後の話になるので…)

 

ドラマを観るという以外にも、毎日が発見で幸せ三昧だった。

まさに、これを「ファン活」と言わずに何と言おうか!

 

  因みに、この作品は未だソフト化されておらず、再放送も殆どされていないのだけど、上記の通りの「熱量」だったので、この時代前後は自分の当時の思い出だけでもう胸いっぱいになれる、みたいなところがある。  

 …そんなことを思い出しながら、久々に観た「神いた」ですが…葉月ぴ、いくらなんでも恋愛に不器用すぎん?(笑)

作品の感想は、また別の機会に。