魔女ラジライブラリー ~谷口流々発売記念トークイベント~

FM京都 α-station。

それは 私の青春である。

好きになった音楽ジャンル・アーティストの原点である。

また、朝は佐藤弘樹さんの渋い声をギリギリまで聞き、学校から帰宅すれば秋田さんのネオスイング、夜はマツモトさんとちかよさんのスタパレな平日。
土曜のお昼はキヨピーのJAC-top40、日曜日は茂山千三郎さん→川島郁子さん→森夏子さんと、かつて、1週間に聴く番組はほぼαで埋まっていた。

将来はαのDJさんになりたかったのは、そんな生活をしていた中学生の頃である。

ジャズやオルタナ、R&Bなどの落ち着いた選曲と、オシャレで心地の良い声で話されるDJさん達の、オシャレで粋なこのラジオ局があるということは、私が生まれ育ったこの京都という街が好きな理由のひとつだ。

そんな、大好きなαの、中でも大好きなDJ、谷口キヨコさん、川島郁子さん、百鳥秀世さんの3人が、今年の5月からyoutubeにて、トーク生配信と青空文庫の書籍を朗読するという配信をはじめられた。
毎回の大人女子トークもとても興味深いし、なんといっても声がやはり綺麗で落ち着く。朗読配信も毎週聴いている。

そして7月に、キヨピー(谷口さん)が出版された本のトークイベントに、奇跡的に(10人という狭枠!)当選し、一緒にご出演の御三方にも、ついに生で会えたのだ…。
よかったね、中学生の私と今の私。

生のキヨピーはめっちゃ可愛くてお顔が小さくて、生の百鳥さんは最初私服のお姿(本番では真っ赤な"正装"だった笑)をちらっと拝見したときにスタイル良くお肌も綺麗で、生の郁子さんは、魔女風のコスチュームのセンスお洒落で、やはり声がめっちゃ素敵で(3人とも大好きだけど特に郁子さんのファン)目の前で朗読も聴けて本当に至福のときでした。

イベントの最後に、キヨピー本のサイン会があったのだけど、タイミングを逃して肝心のご著書を買えていなかった私は、急いで店内(大垣書店が会場だった)で買って戻ってきたら、他の方はなんだかとっても小慣れた感じでキヨピーと会話しながらサインして貰っていて。
…え、なんでみんなそんな親しく会話できるの… と思いながら、私はひたすら緊張の出で立ち、いやただの棒立ちでサインを書いて貰っていたんだけど。
段々その時間が気まずくなってきて、…な、なんか喋らな… と思い、本当は言うつもりはなかったんだけど、実は前に3人のイラスト描いて送ったことがあったので、絞り出すような声で「描いた本人です…」ってキョドりながら言いましたらば。

キヨピーと隣にいたマネージャーさんに 「「っっっえ!!?」」 とめちゃくちゃ驚かれてしまい。(笑) わざわざ、もう既に脇にはけていらした、百鳥さんと郁子さんを呼んでくれて、「この方ー!!イラストの人だって!!!」と、私のことを紹介してくださいました…。

その間も緊張MAXで線な汗かいて、ペコペコしていた私。だけれど、本当に本当に嬉しかったです…!!!
最後にキヨピー写真も撮ってくれて、スタイル良すぎて隣に並ぶの忍びない私でした。(笑)

よかったね、中学生の私と今の私!

ってなことをインスタグラムに綴っていたら、なんと、川島郁子さんからフォロリクが届いた!

よかったね、今日の私!

 

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この夏 最もリピートした朗読、

川島郁子さんによる森鴎外の「高瀬舟」。

とても涼やかで素敵ですので、ぜひ。

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