映画とドラマの感想が追い付かない件 Vol.5

ご無沙汰しております。

仕事が忙しすぎて(多くは語るまい…)更新できず、けどちょっと書き残して起こしておきたいことがあって、久しぶりにパソコン開くか…と思ったら、この記事の下書きがありました。もはや観たこと忘れてるものもありました(…)

例によってライト感想とともに。


🎥流されて…

FODで偶々見つけて、何の気なしに観た洋画。

流されて…』(ながされて、Travolti da un insolito destino nell'azzurro mare d'agosto)は1974年イタリアコメディ映画。 監督・脚本はリナ・ウェルトミューラー、出演はマリアンジェラ・メラートイタリア語版ジャンカルロ・ジャンニーニなど。 高慢なブルジョアの人妻とその使用人の男性が、無人島に漂着したことで立場が逆転し、男性の野性的な魅力で人妻の心が変化していく姿を描いている[2]<Wikipediaより引用>

だそうです。コメディだったんだ…

イタリア語の語感がそうさせるのか分からないのだけど、女性の話し方が結構強いというか、喧嘩腰に聞こえて、割と冒頭からめっちゃキレるやん、という印象だった。

ブルジョワ(っていま死語?)妻と、使用人の男との立場が逆転してのラブストーリーかと思ったら、そんな生ぬるいもんじゃなかった(笑)。生きるか死ぬか、必死の戦い。ブルジョワ妻が使用人男に身を委ねるのは、女の武器を利用して生活力は男に頼ろうという「計算」だし、男も目の前にたったひとりいる女の、「こんなことになってでもまだブルジョワ気取りか!」みたいなのにイライラして女の身体を弄ぶ、みたいなことで、そこから生まれたのは、ロマンチックな愛と言うよりかは、もう野生の本能のような感じ。

ラストの落ちが中々に驚いて、変な声がでた。

 

🎥最後の初恋

リチャード・ギアとダイアン・レインによる大人のラブストーリー。

「流されて…」を観た後だったので、「そうそう、こういうのでいいんだよ」という(笑)

ダイアン・レインとっても綺麗だったな~。リチャード・ギアとも画になりすぎて綺麗だった。流石ハリウッドスターだ~

2人が出会って嵐の夜に結ばれるところも良かったけれど、その後の二人のつながりがとても良かった。最後の最後に悲恋になってしまったのもなんというか流石ハリウッド映画だ~と思ったのでした。

 

🎥愛がなんだ

岸井ゆきのちゃんと成田凌さんによる恋愛映画。

私はこういう、ちゃんと告白とかそういう儀式を経ず、なし崩し的に恋人になる=恋人なのかどうかはっきりわからない状態で異性と交際する、という経験がなく、またそうなるのは避けたいと思って生きてきたので、作中のヒロインの方が年下だけれど共感はできなかった。しかし、それがリアルでありえる話であることは容易に想像がつく。そう思わせる描写が上手なところが、この映画の魅力だろうか。

また原作が女性の心理を細かく描かれるのが上手な角田光代さんだったので更に納得しました。

岸井ゆきのちゃんヒロイン役にすごくはまっていてびびったり、成田凌さんもクズ~~(笑)

江口のりこさんの役、惹かれるのわかるよね~。


🎥娚の一生

恋愛映画ばっかり見てるな!(笑)

榮倉奈々ちゃんと豊川悦司さん出演。

想像してたのとはちょっと違ったような気がする…(だいぶ記憶が遠いけど…)榮倉さんのスタイルがとっても良くて綺麗で、いいな~と思ったことぐらいしか印象に残ってないかも。あと田舎の家とか。豊川さんの役はちょっと気持ち悪かった…(笑)。年上男性好きの私ですがあんまり刺さらないタイプの男でした。

ラストどうなったんだっけ…。

 

📺大豆田とわ子と3人の元夫

面白いな~と思って毎週見てたら、段々世間で話題になってきて、やっぱりみんな見てたんだ~!という。

放送中に誰かがツイートしていたんだけど、このやりすぎかってくらいのとわ子のセレブな生活感が、近年のお金かけないでも面白い作品は作れる、の真逆を行ってて最高だった、と書かれてあって、ほんとそうだな、お金かかってるな!と思って見ていた。

とわ子も、かごめちゃんも、3人の元夫も、とわ子の娘ちゃん(朝ドラ「ごちそうさん」でめ以子の子役してた方だよね!?大きくなっててびっくりした…)も、全員良いキャラだった~!

肩ロース(2番目の元夫)と途中良い感じになってた女優さん役してた、滝内公美さんがとても気になる…!自分と同世代であの色気…素敵…

主題歌も最高だったし、最終回を観るまでは絶対Blu-ray買う!と意気込んでたぐらいハマってたんですが、何故だか私は最終回でテンションが下がってしまいました…。

とわ子のお母さんのエピソード、最後に持ってきたのはちょっと引っ張りすぎだったなと思ったし、それがLGBTテーマを突き付けていたので、Twitterでは軒並み「自然な流れでLGBT入れきた!」って感じだったけれども、私はそこが逆に、制作側の「自然に入れてきたって感じでしょ?」的な印象を持ってしまって、正直ちょっとそこだけ違和感ありました。でもとわ子の娘がそれを聞くことができたのはすごく良かったと思う。

とはいえ、これは矛盾する話だけど、風吹ジュンさんを見ていて、きっと昭和時代やそれ以前にもリアルでは同性愛や「普通」とは違う感覚を持つ自分に苦しんだり辛い思いをされた方っていると思うのだけど、そういうことをテレビドラマで堂々と描くということはされなかったわけですよね。役者さんってキャリアが長い分、色んな役で培ったある種「引き出し」みたいなものがあると思うのだけど、こういう役の「引き出し」って中々最初からあるものではないのでは?なんて思いまして。演じられた風吹さんのお芝居がとてもよくて、感動しました。モヤったとか言いながら、しっかり感動しました。

Blu-rayは買わないけれど、観たことない人はぜひ見て欲しい。

綿来かごめちゃん推し。

 

📺二千年の恋

中山美穂さんと金城武さんによる…またラブストーリーだよ!

これなんとなくリアタイの記憶があって、前からちょいちょい掻い摘んでみてたんだけど、この際ちゃんと把握したいな、ということで全話完走しました。

金城さんの役柄、結構攻めてていいな。今ってこういう「多分突っ込みどころ満載なのだろうけど設定的には萌える」みたいなドラマあります?あったら教えてほしい。

スパイとして近づく金城さんと、なにも知らずに偶然の再開を繰り返すうちに段々ミステリアスな金城さんに惹かれていくミポリン…。そしてミポリンの役が、「携帯電話は持ってない。人との繋がりが希薄になる気がするから」みたいな、東幹久さんの役柄的にいえば「しゃらくせ~」こと言う、独特の考え方持ってる女性だったんだけど、今は「携帯持っていないだなんてありえない」という価値観はあれど、似たような感覚としては「スマホはしない、ガラケーで十分」とか「LINEやSNSはしない」なわけで、そういう人って結構いるから、携帯電話普及時の2000年当時もミポリンのような女性は多少なりともいたんだろうな~。(しかし、ミポリンの役柄はやり手のSEなので、そんな職業の人が携帯持ってないなんてあり得るのか?と思ったりもしたけど…)

Do As Infinityの主題歌と、S.E.N.S.の同じ劇伴が延々流れることでドラマの世界観めちゃくちゃ確立されててよかった~。


📺華麗なる一族

WOWOWの中井貴一主演版。

母が観たがってWOWOW加入してて、一緒に観るつもりだったのだけど途中で脱落したかも…こういう昭和の重た~いお金持ちの争いのドラマ、面白いっちゃ面白いけど、段々やっぱり世相に合わなくなってくる感じありますね。面白かったけど。

とにかく豪華だったな~。中井貴一さんって優しいおじさんの役も変なおじさんの役も雲霧仁左衛門もなんでも似合うけど、やらしいおじさんも最高だな~。

内田有紀さんの美をひたすら拝ませていただきました。

 

🎼今井美樹ㅤ35周年記念プレミアム・アンサンブルツアー「アンコール」
先立って開催されたビルボードクラシックスコンサートのアンコル版とのことで。
たまたまローソンでポスターが貼ってあるのを見つけて、何の気なしにチケット取って見たら取れたもんで!

久々のコンサート、久々の生音、久々のフェスティバルホール、そして初めての今井美樹!!いやもうめちゃくちゃ最高でした!

今井さんの歌声ってめちゃくちゃ癒される〜何なんでしょうねあのお声は。

テレビやネットで見たまんまのウェービーヘアーを揺らして、白のパンツスーツ姿で登場されて、とても爽やかで、でもしっとりともされていて。素敵だった…。

セットリストも最高でした。聴きたかった曲ほぼ歌ってくださった…。

また関西に来てくださることがあれば絶対に行く〜!

セットリストはこちらから

 

🎼FUJI ROCK FESTIVAL 2021

配信で見ました。フォロワーさんに教えてもらって、3日間連続で、しかも無料配信されてたんですね!なんて太っ腹〜

MISIAがお目当てだったんだけど、そのあと見た秦基博さん、上原ひろみさんも素敵だった〜

特に秦さんの楽曲は何曲かお気に入りができました。以来ずっとヘビロテ中です。